香川県職業能力開発協会 ものづくりマイスター

ものづくりマイスター制度

厚生労働省では、平成25年度より新たに「若年技能者人材育成支援等事業」を創設して、若年技能者の人材育成、技能尊重気運の醸成を図ることとし、「ものづくりマイスター制度」を設け、若年技能者への実技指導を行います。

ものづくりマイスター制度とは

ものづくりに関して一定の技能・経験を有する方を、ものづくりマイスターに認定・登録して、若年技能者の人材育成に活躍していただく制度です。

【 事業の実施主体 】
厚生労働省より委託を受けて中央職業能力開発協会に「中央技能振興センター」、香川県職業能力開発協会に「香川地域技能振興コーナー」を設置して連携を取りながら事業を実施します。
現状

若者のものづくり離れ・技能離れ

  • ■ 製造業・・・・・海外とのコスト競争による製品の差別化
  • ■ 建設業・・・・・高齢化に対する技能の伝承
課題

若者が進んで技能者を目指す環境の整備、産業の基礎となる高度な技能を有する技能者の育成など

  • ■ 製造業・・・・・高性能、高品質な新商品の開発
  • ■ 建設業・・・・・人手不足による若年技能者の養成
対応

「ものづくりマイスター」制度の創設

ものづくりマイスターが、技能競技大会の競技課題や技能検定試験の課題を活用しながら、広く中小企業、職業訓練施設、工業高校等の若年技能者へ実技指導を行い、効果的な技能の継承や後継者の育成を行う。

【「小・中学生に対するものづくり教育・学習」の実施 】
ものづくりの素晴らしさや楽しさ働くことの大切さを理解してもらい、ものづくり産業の将来を担う人材の裾野を広げるための啓発を行う。

ものづくりマイスター制度の仕組み

ものづくりマイスター制度の仕組み

具体的な方策

「ものづくりマイスター」の認定

この制度は、製造業や建設業で一定以上の技能や実務経験を有する技能者を「ものづくりマイスター」として認定し、広く若年技能者の育成支援及び技能継承支援の活動を行います。

「ものづくりマイスター」による実技指導

具体的には、中小企業・団体等のほか工業高校等から実技指導の要望に基づいて、「ものづくりマイスター」として認定された方々から適任者を派遣し、技能競技大会や技能検定試験の課題等を活用した実技指導を行います。

香川地域技能振興コーナーを設置

中小企業や工業高校等からの若年者に対する人材育成の取組みを支援する窓口として当協会内に香川地域技能振興コーナーを設置してものづくりマイスターの掘り起し、実技指導の実施等を行います。

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