ものづくりマイスター(IT部門)
厚生労働省では、平成25年度より若年技能者の人材育成、技能尊重気運の醸成を図ることを目的として実施している「若年技能者人材育成支援等事業」の一環として、平成28年度から新たに情報技術を有効に活用できる職業能力を付与するため「ものづくりマイスター(IT部門)(旧ITマスター)制度」を設け若年技能者等への実技指導等を行います。
ものづくりマイスター(IT部門)とは
情報技術に関する優れた技能を持つ技能者を「ものづくりマイスター(IT部門)」に認定し、若年技能者等の人材育成に活用していただく制度です。
- 【 事業の実施主体 】
- 厚生労働省より委託を受けて中央職業能力開発協会に「中央技能振興センター」、香川県職業能力開発協会に「香川県地域技能振興コーナー」を創設して連携を取りながら事業を実施します。
急激なIT化
- IT機器の氾濫・複雑化
- ITリテラシーの不足
労働生産性の向上
- 労働者一人ひとりが情報技術を有効に活用できることが重要。
- 情報技術に慣れ親しみ、使いこなせる能力を身につけることのできる環境整備が必要。
「ものづくりマイスター(IT部門)(旧ITマスター)」制度の創設
ITリテラシーの強化や、将来のIT人材の育成に向けて、小学生から高校生にかけて段階的に情報技術に関する興味を喚起するとともに、企業・業界団体、教育訓練機関等からの要請に基づき技能競技大会の競技課題や技能検定の実技試験課題等を活用した実技指導により情報技術を使いこなす職業能力を付与する。